18歳、アメリカに行ってみました。


あれは、まだ私がうら若き18歳の初夏。
スーツケースとリュックサックを持ち、単身アメリカへと旅立ちました。
希望がいっぱい、でもちょっと怖い。っていうかもう泣きそう…でも行きたい!!そんな心境でした。


よく色んな人から「なんでアメリカ行ったの?」と聞かれるんですが、実はよくわからないんですよねー(^^;
ただ「絶対この選択は間違っていない」と確信してましたし、「この経験が絶対自分の役に立つ!」
と思ったからの実行でした。

それに私の町はすごくコミュニティが狭く、排他的な部分が多かった為、それから抜け出したかったのもあります。
小さい頃から地域の活動などに多く参加し、周りの大人を見るたびに

「ここに住んでいたら、こんな大人になってしまう」

と、危惧していたことも事実です。(別に嫌いな訳じゃないですよ!?)
ただ漠然と、この町で生まれて、この町の人と結婚して、狭い世界しか知らないというのが物凄く苦痛に感じてました。
実際に私は地元の学校へ通わず、私立の学校へ行っていたのですが、その事を随分揶揄されました(^^;

それとあともう1つは、通っていた学校が国際色豊かな学校で、クラスに色々な人が沢山いたという事も大きいです。
恐らくこの学校に行っていなかったら、私は絶対アメリカへなんて行っていなかったと思います。


そして、2004年の夏
漠然と「『絶対』に自分の為になる!」という確固たる自信を持ってアメリカへ殴りこみに行きました。
実際にアメリカ留学は、私に沢山の経験と自信を授けてくれ「あの時の思いは間違ってなかったんだなぁ」と
実感してます。


 
留学中には「帰りたい」と思い、親に泣きついた事も何度かありました。
幸い私は最後まで卒業して帰国する事ができましたが、途中で帰国してしまう人もやはり多かったです。
でも、私はそれで諦めて帰国をしても失敗した訳じゃないと思ってます。挑戦した事という努力は事実ですし、
また期間をおいて再度挑戦したって良いと思います。人には向き、不向きがありますし、挑戦して
ダメだったら軌道修正するのもアリだと思うのです。むしろ行動をしない人より、よっぽど好きです。

行動に移してみたら、物事って案外上手くいくものです。人生って本当コロンブスの卵ですよ!

まぁ、そんなこんなでアメリカへ旅立ってみた2004年でした。


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